銀座っぽくない東銀座

ブログデータを移動するの巻 その6

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カルピスー飲んで カンカン娘
いつの時代も小学生レベルだな。という深読み。
銀座カンカン娘の歌ですけど、絶対狙ってる気がする。

こんにちは銀座。の隣の東銀座!
銀座のへそ「4丁目交差点」から築地方面へ疾走する事約2分。以前は木挽町采女町と呼ばれた東銀座地区に、この上ないニワトリのモノマネをしながら入りましたよ。(声は出していないのでセーフ。)
4丁目交差点付近のコアな銀座に比べれば、東銀座は静かな老舗の色合いが感じられます。
「僕はエコプー。この堕落した世の中に産み落とされたエゴの化身!」そんな事は絶対に言わないであろう生カワイイキャラクターです。これはキャップを入れたくなりますし、友人にも伝えたくもなりますね!東銀座では中学生による強力なバイラルマーケティングが行われているようです。
地下駐車場に中華料理屋があるらしいですよ。・・・?
うわ、本当にあるなー
地下駐車場に降りて2分ほど辺りを探すと、中華料理屋「帝里加」がありました。惜しくも営業時間外でしたが、定食の安さには驚きです。銀座にありながら500円台の定食はインパクト大です。銀座の歩道橋にはエスカレーターが付いている!(しかも4基)
ここでピクニックとかやったら怒られるだろうなー
レジャーシートを広げて何分で警官がやってくるかを確かめる!そんな企画をやってくれる人募集したら結構いそう。募集中止!
トーキョーハート的な何か。
東銀座と言えば歌舞伎座が有名ですが、老朽化のため来年5月に建替え着工し、平成25年春に29階建のビルに生まれ変わるそうです。今の姿が見られるのもあとわずかで、建替えまでに沢山写真に残しておきたいです。
歌舞伎座の横から一丁目方向へ。
東銀座の銀座2、3丁目はだいぶ下町が残っている!カキフライ定食って銀座の名物だったんだ―。浅草橋辺りの通りに似ているな、と思っているとレトロなビルを発見。岩瀬博美商店。昭和4年竣工の建物で、昭和初期から残る貴重な建築物だそうです。いま、東東京に多く残るレトロな建物が注目されていて、お洒落なカフェや飲食店として生まれ変わっている、と先日どこかで聞きました。こういったレトロな建物がカフェになったら、そりゃあ入ってくつろぎたいですわい。(自分はお洒落な場所へ行くと肩がこるんですけどね!いってみてー!)「わんわんお!」
犬めっちゃこっちみてるー!しかも超さそってるー!
格子の隙間から気持ちよさそうな鼻を出してくるので、なでまくってやりましたよ。いぬかわいい。しっぽいい。じゃあまた。銀座を歩いた事がある方だと分かると思うのですが、とにかく銀座はギャラリーが多いんです。企業が管理しているギャラリースペースから、個人のギャラリー部屋まで、周りを見回せば必ずどこかにギャラリーを見つける事が出来ます。なにしろ、全国の5分の1にあたるギャラリーが銀座に密集しているそうですから。和服リフォームを生業にしているお店、あひるの学校。「アヒルつかまえた!」「おまえアヒルだよな!な!」
「ぎゃーっ!!」ここ、ホテル銀座ラフィナートには、鳥にさば折りをぶちかましている裸の少年と、自動電話交換機発祥の地という彫刻があります。かつての旧京橋電話局が存在した場所で、これはその記念碑だそうです。
昭和。昭和通りと中央通りの間に入ると、やや銀座っぽさが出てきた。
すごい所みつけた!
ビルとビルの隙間からチラッと光が見えたので「あれ?」と思い入って行くと、まさかのルノアールの入口が。昼間だというのにこの暗さ。ビルの間の路地の奥。なんだこの秘密基地は。ルノアールのサイトで調べてみると、銀座昭和通り店という名前らしいです。ただ、今思えば通りの反対側にちゃんとした入口があって、これは裏口的なものだったのかなー、と思います。
ストリートビューで確認しようとしたのですが、ちょうど昭和通り側のデータが切れている!陰謀だぜ!今度銀座行く時に、ちゃんと確認してこようと思います。これにはビビった。石「そこのお若い方や。すしでも喰うていかんかえ?」
自「お寿司ですか!(ヒャッハー)」
石「1貫500円じゃがのう」
自「でなおしてきます!」顔「・・・・」
自「あの・・・」
顔「銀座なめんなよ」
自「東銀座ですよね?」
顔「ええ・・・」歩道橋の下に、江戸時代の名残が残る東銀座。宝町に近い銀座一丁目に、ドラマに出てきそうなマンションを発見。
部屋から電球色が漏れ出して、ベランダには自由な植物がワサついています。このマンション自体が小さなギャラリーの集合体のようになっている様でした。部屋毎に全く違ったギャラリーなのでしょう。東銀座といえば、歌舞伎座とシネパトス。
銀座地球座と銀座名画座の2つの劇場を統合して出来たこの映画館は、晴海通りを地下で横切るように作られています。
地下通路には銀座とは思えない光景を見る事が出来ます。
銀座シネパトスに守られた味のあるお店が、銀座というソドムの町で光り輝いて見える!さいごにおまけの一枚。
東銀座ではなく、これは2丁目付近の中央通り。
週末は歩行者天国なので、4丁目に向かう程人の波が大きくなります。はるか向こうに人の壁がうごめいているのですが、突っ込む勇気がありません。
それはまたの機会に。

東銀座は良い町です。
レトロとモダンが上手い具合にぐっちゃりしているエリアでした。若干モダンが押し気味ではありますので、今のうちに素晴らしい東銀座を堪能しておきたいです。