老東京 東向島

ブログデータを移動するの巻 その5

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おまっとさんです。あなたの街の徘徊本部長、けだまーブルです。
冬物のコートにカメラバッグがこすて、順調に毛玉を生産中。


3連休最終日、東京の中でも下町とは少々違う「老東京」と呼ばれるカテゴリのド真ん中を歩いてみました。東向島としては、東武伊勢崎線東向島駅があるのですが、今回は東向島1丁目〜2丁目を中心に歩こうと思い、曳舟駅で下車しました。

隣の押上駅東京スカイツリーが建設中なので、最近注目を集め始めた地域ではありますが、まだまだ昭和を残した町並みを見る事が出来ます。高いビルなどはほとんど無く、昔からの家屋、雑居ビルや町工場、低層マンションなどが、細かな区画に稠密されています。
曳舟駅から少し歩くだけでもう昭和。古家のレベルがとても高いです。
怪しさに定評のある自分も、擬態が可能だと判断して全てをさらけ出して踊り弾ける。かくしきれない!!今日はこの商店街を目当てに東向島に来たようなものです。
東京都墨田区向島・鳩の街通り商店街。
2009年新・がんばる商店街77選にも選ばれた商店街で、戦火を免れた昭和初期の木造住宅が数多く残っています。食べ歩きという感じの商店街ではないけれど、枯れた感じと逆にそれを推しとしている様なバイタリティーさが感じられる。
いい味をだしています。
路地の狭さと、都バスの見える風景が素晴らしいです。
路地に入っても被写体には困りません。
周りを気にせず、独自の文化を貫く精神には本当に感服します。
自販機の看板とねこ。板橋方面の商店街にも似ている様な気もします。鳩の町通り商店街へ来た最大の目的、いや、東向島に来た最大の目的が、ここ、古民家カフェ「こぐま」。何度か鳩の町通り商店街を歩いた事があって、以前から気になっていたお店。蚤の心臓を誇る私には突っ込む勇気ゲージが足りずに毎度断念していました。しかし!今日こそ突入という覚悟できたのだ(小さっ!)。木造長屋の古民家をそのままカフェにしたお店で、店内にはギャラリースペースも配置されています。

右手で引戸を開け、思いっきり全力で入ってみました。
「いらっしゃいませ」
クッソー!もっと早く入ればよかったっぜー!めちゃくちゃ良いお店だ!ご主人もなかなか甘渋めな感じでかっこいい。カフェの中は色々な展示物が飾られていて、自由に見る事ができます(※ドリンクのオーダーが必要です)。

こぐまアレキサンダーという、メキシコ風の4層スペシャルアイスカフェオレと、アーモンドジンジャーケーキのセットを頼みました。4層何たらが来た時に「白亜紀はどの層ですか?」って半笑いで聞いたら神。という妄想を膨らませましたが、二度と来れなくなると思うのでダメです。こぐまアレキサンダーって完全に名前に魅かれた感じだよね。

おいしい。こぐまおいしいよ。
あー、これは完全にリピータになったわ。またきます。ありがとうこぐま。ひぐまかな?

うーん、鳩の町通りいっいねー。
老東京って、私自身もその定義がよく分かりません。
多分、京浜東北線を境とした上野・下町の地域的な分け方と、戦前から残るのか、もしくは戦後の復興から出来あがったのかによる時代的な分け方の老東京?そういう理解にしておきます。つまりはあれです。気分次第。
ああ、これが老東京か。
いや、これが老東京か?これだ。老東京。
町の中には神社が適度に配置されていて、お賽銭だけでかなり持ってかれます。ご利益ありますように。願い事はいつも同じ。世界征服。建設中の東京スカイツリー
634mになるそうで、ぜひ展望台から東京を見てみたいですね。それまでにたくさん東京を歩いておいて、上空からの東京マップと、脳内地上マップを重ね合わせながら一人でにやけて小学生をドン引きさせたいと思います。

それにしても、こぐま。よかった。