都電と梶原


ブログデータを移動するの巻 その2

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北区民の皆様コンニチハ。
東京都の対埼玉緩衝地帯の北区においては、赤羽派と王子派の骨肉の抗争が絶えない今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?両者の中間地点、東十条派の私は確実に勝ち組だと自負して止まない次第です(陳謝)。


王子には都内で数少ない路面電車、都営荒川線が走っているのですが、三ノ輪方面の電車に乗っていると梶原という駅があります。梶原は京浜東北線上中里駅に近く、つまるところ都内における忘却の地の類に入るエリアな訳です。


今回はこの梶原について、どれだけ面白い町であるかという事を捏造を駆使してでも伝えてみたい!と思った訳であります。

到着して間もなく。梶原の面白さを伝えるという事が、鬼レベルに難しいと暗に悟った瞬間です。


上の写真はどこまでも続く荒川線。梶原を含んだ栄町〜小台の間と飛鳥山〜庚申塚の間は、荒川線の中でも直線が続く区間です。特に栄町〜小台の間は高低差もなく、どこまでもフラットな線路が続いています。


本エントリーのメインとなるであろう都電をもう全て載せてしまう事で、自分を追い込むというドM作戦に打って出る事にします。

以上。

あー。武者震いだか何だか、震えが止まらない。
目標を急遽変更。「梶原の面白さを伝える」から「梶原は荒川遊園地のバーターとしてお勧め」に変更。

早稲田方面のホームが、何やら店舗と一体化しているような構造になっていました。梶原書店という斬新な書籍の陳列手法を取り入れたお店で、毎朝の通勤時にはサラリーマンの方々がここで新聞を買って行ったりするそうです。「地球文明の超革命」の横が「ナマズの丸かじり」という、カテゴリって何?偉い人?状態となっております。
道幅が広く、至る所に木製ベンチが設置されています。お店の人も店先に出て新聞を読んでいたり、お客さんと世間話をしていたりと、アットホームな商店街です。
食べ物もおいしそう。路地に入ると銭湯があったりします。
マンホールが都電仕様だったり、都電のおもちゃを販売したりと、やはり都電に対する地元の期待度の高さは尋常ではありません。200m程の商店街を歩き終えて結構面白かったので、明治通りを渡って向かいの上中銀座に突入してみました。(ちなみに商店街を外れると、古く懐かしい住宅街を味わう事が!)ご報告。梶原へお越しの際は梶原ハッピーロード方面だけをご堪能ください。私のような、退屈な空気を全力で楽しめるド変態でない限りは怪我をする可能性が高い。
悪くないですよ。私はこういう空気好きですよ。上中里方面へお越しのテツに朗報!
上中里さわやか橋からはJRの尾久車両センターが見える!

当初予定の「梶原の面白さを伝える」は私の力不足で果たせなかったのですが、梶原のアットホームな商店街を知ることが出来たのは大きな収穫でした。都電もなか、次は買います!